2013年07月26日

ボランティアに深く取りくむと、あなたのキャリアが見えてくる



試験・レポートが終われば夏季休業期間(夏休み)です。
WAVOCを通して国内外でさまざまなボランティア活動に
チャレンジすることを考えている学生もいることでしょう。

ボランティア活動は、社会に貢献するのはもちろんですが、
その経験はあなたの「キャリア」を形成するのにも役立ちます。
ただし、ここでいう「キャリア」とは何でしょうか?
いったい、ボランティアとどうつながるのでしょうか?

先日、早稲田大学のキャリアセンター部長であり、
WAVOCのコーディネーターも務める職員の中村正道氏に、
「ボランティア論-入門と基礎理論-」で講演いただきました。
その際に学生へのアドバイスをいただいたので、以下に紹介します!

●「ボランティア活動」と「自分のキャリア」とは、
どうつながっている?

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 ボランティアを始めるきっかけは何でも構いません。
活動を「継続して」「真剣に」「深く」「打ち込んで」やってみてください。

そうしたら、ふりむけば、あなたは大きな大きな力を手に入れています。

このことは、キャリアセンターの中村さんもWAVOCの教職員も、
自信をもって断言します。
 夏休みの予定がないあなた、夢中になれることが見つかっていないあなた、
ぜひボランティアを始めてみてください。


WAVOC教員 岩井 雪乃

2013年07月16日

3.11後、2013年の夏休み。私たちは、どう生きるべきか―

前期テストも迫ってきて、忙しい日々かと思います。
夏休みももうすぐ。

長期休みにはもう一度、
東北にボランティアに行こうかと
考えている人もいるかもしれませんね。

さて、そういう学生たちにお薦め書籍のお知らせです。
コチラ。

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WAVOC教員が、WAVOCで震災ボランティアをする
大学生の物語を書きました。

WAVOCには、CAPという
早稲田大学の学生がボランティアで
福島の高校生に学習支援を行う公認プロジェクトがあります。

福島の高校生を支えてきた大学生メンバーたちが
向き合ったものは何だったか。
必死に悩み葛藤した彼らが見つけたものは一体何だったのか。

聞こえていない福島の高校生の声と、
早大生たちの成長物語です。

ぜひ、一読してもらえたらと思います。

みんなの背中をそっと押すはずです。

「僕たちが見つけた道標〜福島の高校生と大学生ボランティアの物語〜」
兵藤智佳著 晶文社 2013年



近刊書として、
今、7月2日から8月2日まで早稲田生協ブックセンターで
やっているブックフェアで購入可能です。(レジの前の棚)

同時に「ボランティアブックフェア」を開催しているので、
一度生協に足を運んでみてください!!

2013年07月12日

「ボランティア活動」と「自分のキャリア」とは、どうつながっている?

※以下の内容は「ボランティア論-入門と基礎理論編-」で
ご講演いただいた抜粋です。


キャリアセンター担当部長 中村 正道


1.就職活動とどういう関係がある?

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  就職活動をする(=内定を獲得する)上で、
ボランティア活動の経験はプラスに働くでしょう。

ただし「継続して真剣にボランティア活動に打ち込んだこと」
「ボランティア活動をしたこと自体をウリにするのではなく
『それを通じてどう成長したか』を明確に説明できること」
が前提です。

 ところで・・・冒頭の見出しを見て
「ボランティア活動と自分の『キャリア』とのつながり」というテーマを
上記のように「ボランティア活動と『就職活動』はどうつながっているか」
「ボランティア活動は、『就職活動』を進める上で有利な要素か」
という趣旨であると理解した人がたくさんいると思います。

しかし、この「キャリア」の趣旨は、別のところにあります。
テーマの趣旨を誤解した人は、
ボランティア活動の持つ真の意義の大きさをあらためて学ぶべきです。
  真剣にボランティア活動に取り組んだ人が得る経験・それを通じて
獲得する力は、その人の「一生の財産」になります。確実に。


2.大学生活の目的

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 大学で学ぶことの目的はいろいろありますが、
皆さんが人生設計を考える上では「自分らしい生き方を見つけること」と
「社会を生き抜く力を磨くこと」の2つが重要です。
 「自分らしい生き方を見つける」とは「社会とこうかかわっていきたい」
「こういう価値観を持って生きていく」という
自分流の考えを見つける、ということです。

それは、どういう人生でありたいか、
どういう仕事を通じて社会とかかわりたいかを考える土台です。

ちなみに、就職活動とは「社会とこうかかわって生きていきたい」という思いと
「それを実現するために就きたい仕事」とを一本の線で結びつける作業。
つまり「土台」が大切なのです。

 一方「社会を生き抜く力」とは、自立したオトナが持っている力で、
よく言われる「就職力」とは比較にならないほど大きな強い力のことです。

この力は「社会を支える力」であるとともに、
皆さんにとって「自分の人生を切り拓く力、夢をかなえる力」です。



3.ボランティア活動を通じて得るもの

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 紙幅の関係で詳細な説明は省きますが、ボランティア活動には、
自分らしい生き方を見つける機会や社会を生き抜く力を磨く機会が
ぎっしり詰まっています。つまり、ボランティア活動は、
皆さんにとって「自立したオトナになるための成長の場」なのです。
  
 冒頭に「ボランティア活動の経験は、就職活動に有利」といいました。
それは「ボランティア活動を通じて自立したオトナの力を身につけた人は、
就職のカベを乗り越える力を当然に持っている」という意味でした。

 さらにもうひとつ。「ボランティア活動と『自分のキャリア』とは、
どうつながっているか」という冒頭のテーマは
「ボランティア活動と『自分の将来』とは、どうつながっているか」というのが、
その真意でした。ここまで読み進めば、理解できるでしょう。




4.まとめ


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 就職は、皆さんにとって重大な関心事でしょう。
しかし「就職」は、大学生活のゴールはではない。人生のゴールでもない。
 「自立したオトナ」に成長する過程で、就職は ”単なる通過点” です。
目先の目標に目を奪われることなく、もっと遠くを見てください。
あなたの人生は、あと50年以上あるのですから。

 ボランティア活動の経験は「遠くを見ているあなた」に、
オトナになるための大きな大きな力を与えます。この夏休みに、
ボランティア活動が持つ真の意義の大きさを学び、
そしてボランティア活動で若いアタマとカラダを動かしてみては、いかが?

私も9月半ばには “老体にムチ打って” 八重山の小島で活動をする予定です。

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