
早稲田大学の校歌の作者をご存知ですか?
実は、その作者の相馬御風(そうま・ぎょふう)は新潟県糸魚川市の出身なんです。
(地元の方々の間では有名なようで、知らないと言ったら怒られました笑)
今回そのご縁もあり糸魚川雪かきスタディーツアーに行ってまいりました。
ちなみにWAVOCのスタディーツアーは初参戦になります!
雪かき体験は、NPO法人中越防災フロンティア主催の「越後雪かき道場in糸魚川」というイベントに合流する形で参加しました。イベントの後には、早稲田大学の学生だけで糸魚川の中心街の街歩きをし、一昨年の12月に発生した糸魚川市大規模火災の焼け跡や、復興の様子を見学しました。
初日は主に雪かきの講習として座学と実技演習を行いました。座学では、雪かきをするうえで気を付けることや、効率の良い雪かきの仕方などを学びました。実技演習では、スコップやスノーダンパなどの雪かき道具の使い方、また屋根の上での作業に必要なロープワークなどを学びました。講習の後には雪合戦やソリなどのレクリエーションも用意されており、雪国の遊びを満喫しました。
夜は糸魚川温泉にて入浴、さらに地元のお母さん方が朝10時から作ってくださったという地元の郷土料理をいただき地元住民の方々との交流を楽しみました。
座学の様子
ロープワークの練習
講習後のレクリエーション
地元のお母さん方の作ってくださったごちそう
二日目はいよいよ実戦。山際の豪雪地域に足を運んで屋根の上にあがり、昨日の練習を活かして命綱を張り、屋根の上から雪を下していきます。屋根の上の雪は思っている以上に硬く重く、また屋根が斜めに傾いているため非常に作業しづらかったです。
しかし休憩時間に屋根の上でお茶を飲みながらの山々や集落の雪景色は達成感と相まって格別でした。
屋根の上での作業
最後に、早稲田の学生だけで糸魚川のガイドツアーに参加しました。糸魚川の大火の被災地を見学し、地域の復興、地域おこしについて話し合いました。個人的な感想としては、大火による焼失範囲は思ったよりかなり広く、これほど甚大な被害を受けていたのかと目を疑いました。近年では地方自治体の多くが、少子高齢化や地域おこしを課題としていますが、糸魚川市でも、火災のあった駅の北側の町興しが課題となっていました。どの地域においても、その地域特有の魅力を持つこと、工夫した広報、住みやすい街、制度づくりが重要だなと思いました。
火災現場での説明を聞いている様子
日程は2月3日〜2月4日の一泊二日と短いものでしたが、密度が高くとても良い経験になりました。今度は夏に釣りをしに糸魚川に行きたいなぁ。
あまり行く機会のない糸魚川へスタディーツアーを通して訪れることができて本当に良かったです。
皆さんもWAVOCのスタディーツアーを通して、日本の地方の魅力を発見してみませんか?
ではでは